セラピールームのこと、私個人の日常や様々なことを気ままに綴っています。
私のお姉ちゃんは今、癌と闘病中です。
昨年の、今くらいに発覚してすぐに手術。
病名は乳ガン。
術後間もなく化学療法(抗癌剤治療)が始まりました。
彼女はとても美しい人でしたが、化学療法の副作用で髪は抜け落ち、肌艶も悪くなり、毎日吐き気と痛みに襲われる日々となりその姿は以前とはまるで変わりました。
私にできることは何だろう?
ああ、そうだ。
私は知ってる。
やるべきことがあることを。
『アーユルヴェーダ』『ヴェーダ聖典』の学びを今までは避けてきた道。でも今はその叡智を再び学ぶ『時』なんだ。
(元々メンタルとアロマのセラピストとして活動していた私はアーユルヴェーダも浅く学んではいたのですが、ここにきて本格的に実践しはじめたのはこの時から急速にやりだしたのであります。)
そして、自分の家の山の薬草を採集して薬草オイルを作り、薬草スチームを作り、すぐにお姉ちゃんに日本版(長野県版)パンチャカルマをはじめました。
お姉ちゃんの身体全身を薬草オイルでトリートメントして、身体を薬草スチームで温め、発汗させるのです。
これは全身に塗った薬草オイルが身体に浸透して、毒素を汗と共に排出させるのが目的です。そして、ガン細胞は熱に弱いので身体を温めることはとても有効と言えます。
お姉ちゃんの右のおっぱいはリンパと共に全摘しているので無くなってしまった。だこらこそ、そこには優しいエネルギーが必要。薬草オイルと優しいエネルギーをしっかり注入。
夏から始めて二回目くらいの薬草セラピーのときかな。
間もなくして、なんと化学療法の副作用が和らぎ肌艶が少しずつ戻ってきたのです。
そのタイミングで生活習慣や食事療法も同時進行で改善していった結果、徐々に回復してきました。
そして、今日はまたその薬草セラピーの日。
超面倒くさがりやのお姉ちゃんは、薬草セラピーだけは絶対に来ます(笑)
今日の薬草は
よもぎ、どくだみ、熊笹、カモミール。
「インナーチャイルド」
と、ググると情報はわんさか手に入る世の中ですが、改めて説明させていただきます。
インナーチャイルドとは、幼少期に作られた心の傷やトラウマのことで、心の中にいる未だに癒されていない子供の頃の自分のことです。
ほとんどの人が子供のころ、小さな小さな出来事でも傷ついてしまい、悲しくて寂しくて泣いてしまいます。
そしてほとんどの人がその小さな傷を知らず知らずほったらかしにして歩いてきてます。
いつまでも泣いていては前に進まないことを子供ながらに知ってます。
明日を笑うために。
お母さんやお父さんに愛されるために。
どんなに小さな子供でも、自分ひとりでは生きてはいけないことを知っています。
生きるために泣いている自分をそこへ置いたまま、何事もなかったかのようにして進んでしまうのです。
そして、忘れた頃に同じような出来事が起きるとその時の感情がより大きくなって表に出てきます。
それがインナーチャイルドです。
大人になってもそれは必然に現れてきます。
そして、それは自分だけでなく子供へとシンクロすることもあります。
インナーチャイルドは心の中で癒されることを望んでいます。
もし、目の前に解決できない問題があるとすればもしかしたらインナーチャイルドが関係しているかもしれません。
それは誰もが持っている心のシミです。
持っていない人はいません。
生きるために工夫した結果、インナーチャイルドをつくってしまうのです。悪いことではないのです。ただ認知の相違でできているのです。
もう一度、方向を変えて物事を見てみます。気持ちが今までと一変するかもしれません。それは四角いと思っていた箱が、上から見ると実は丸い箱であるように。
泣いているチャイルドに笑顔を取り戻すことは、今を生きるあなたの世界を平穏にしていきます。
浅間温泉セラピールームではインナーチャイルドを癒やすお手伝いをしています。
ひとりでも多くの人が平和に平穏に包まれること願っています。大人が癒されることは、今を生きる子どもたちが安心かつ平和に育つことになるでしょう。
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